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『はじめてのえいごえほん』〜絵本の可能性(3)

可能性を感じる絵本、3冊目の紹介です。

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『CD付き 子どもとたのしむ はじめての えいごえほん にほんのおはなし1』
日本語再話・深山さくら 発行・くもん出版

なんとなんと、日本の昔話を英語で読み聞かせするという絵本です。
だれが読むの? CDかけるの? と思うかもしれませんが、お母さんが読めばいいのだそうです。発音はあとからCDで修正できるから、まずは英語に興味をもち、自分でも発声しようと思うことが大切なんだとか。
収録されているのは、ももたろう、さるかにかっせん、かさじぞう。
英語と日本語の併記になっていて、日本語も味わい深い表現になっているので、まずは日本語で親しむこともできます。
絵もとても可愛らしくて、おすすめ。
「せかいのおはなし1」(日本語再話・ささきあり)もあるそうです。

『みんながさみしくないように』〜絵本の可能性(2)

可能性を感じる絵本のご紹介、きょうは2冊目です。

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『みんながさみしくないように』
作・みつおかまり 絵・いげたゆかり 発行・東京白金ロータリークラブ

クマじいちゃんは、森のみんなのおじいちゃん。いつもみんなが集まってきて、クマじいちゃんに元気をもらいます。でも、クマなので冬は冬ごもりをしなくてはなりません。クマじいちゃんは、冬ごもりの前に「みんながさみしくないように」と心をこめて、洗濯をします。大きなくつしたを干しておきます‥‥。
相手を想うこと。その想いを受け止めること。その愛は、いつまでも残ります。たとえ、姿かたちがなくなっても。

この絵本は「むつき会」の活動支援のために、東京白金ロータリークラブが企画・製作したもの。「むつき会」とは、日本でも先駆的な点訳・さわる絵本製作グループだそう。販売収益は「むつき会」の活動のために寄付されるようです。
あたたかいお話に、モダンな絵。プレゼントにもおすすめ。

こちらで購入できるそうです。
東京白金ロータリークラブ

『万智子とはがまるくんの芳賀町探検記』〜絵本の可能性(1)

絵本って、こんなこともできるんだ。
そんな可能性を感じる3冊の絵本をご紹介したいと思います。
きょうは1冊目。

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『万智子とはがまるくんの芳賀町探検記 ーかぐわしき黄金の大地を行くー』
漆原智良 作 山中桃子 絵 芳賀町 発行

東京郊外に住む、6年生の万智子が、栃木県の芳賀町にあるおじいちゃんの家にやってきた。そこで出会ったのは、町のキャラクター「はがまるくん」。はがまるくんが万智子に渡してくれた「はがまるリモコン」は、ボタンを押すと、はがまるくんが現れたり、会話できたり。その不思議な力をつかって、万智子は芳賀町のことをどんどん知っていく。
芳賀町の広報のために作られたという絵本です。
読み終えると、ちゃんと芳賀町に詳しくなっているのですから、大成功!
単に町を紹介する文と絵が連続しているのではなく、ストーリーになっているところがポイントです。ゆるキャラにつづく、町おこしの方法になるかも。

 

ラジオの公開放送を見に行ったら、テレビに出てたねと言われた話。

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きょうは、放送日和だったみたい。まずNHK-FMのラジオ生放送に、娘が合唱で出演。そのあとの公開生放送にも出演したので、見にいきました。その会場で「きょうのヒルナンデスに出てたね」と教えてもらったんです。そういえば、春休みに娘のお友だちが泊まりにきたときに、3人で近所のピザを食べにいったら「ヒルナンデス」の撮影が来ていて、なんかしらんけど出たんです。うちのテレビは数日分の各局の放送を自動録画する機能があるので、さっそくチェック。顔の横の「?」は「サイドメニューにサラダがあるんです」とサバンナの高橋さんに突然言われたときの「?」。我ながらおかしい。

 

5月5日は、ラジオ生出演 ♪

子どもの日も、娘は本番。ラジオの生放送に合唱団が出演します。

5月5日(木)NHK-FM 12:15〜21:00
「今日は一日 “家族三世代NHKキッズソング” 三昧」
出演時間は、
13:00〜14:00「みんなのうた」コーナーと、
15:45〜16:45「渋谷DEどーも 公開ステージ」。

よかったら聞いてみてください。

www4.nhk.or.jp

 

「上野の森 親子フェスタ2016」

5月3〜5日の3日間、上野公園で開催される児童書のイベント「上野の森 親子フェスタ2016」に、所属している日本児童文芸家協会が、4日だけ出展します。作家による読み聞かせや、サイン会などをする予定です。私も午前中だけ参加します。
日本最大級のイベントで、ものすごい数の児童書が揃い、すべて2割引で買えます。
よかったら遊びにきてくださーい。詳しくはこちら↓

www.jidoubungei.jp

『めざせ スペシャルオリンピックス・世界大会! がんばれ、自閉症の類くん』

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大好きな先輩の新刊をご紹介します。

『めざせ スペシャルオリンピックス・世界大会! がんばれ、自閉症の類くん』
 沢田俊子・著/文研出版

三歳のときに自閉症と診断された少年、類くん。
幼稚園の入園を断られつづけた幼少時代から、公立高校への入学・卒業、さらに乗馬クラブで働きながらスペシャルオリンピックス・世界大会(知的障がい者の競技会)を目指す現在までを丁寧に追った、ノンフィクションの読み物です。

努力をつづけた類くんはもちろんですが、ご両親や、小学校時代のお友だちが素晴らしく、自分に同じことができるだろうかと何度も自問しました。
逆に、類君を追い詰めた人たちもしっかりと描かれ、胸が締め付けられます。
人を支えるのは、人。
人を傷つけるのも、人。
著者の気持ちが伝わります。

自閉症について、そしてまわりの人間にできることを知る。
その機会を与えてくれた、貴重な1冊です。